子どもの近視進行予防から遠近両用コンタクトレンズまで

こぎし眼科クリニック

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近視予防についてNHKで報道されました

院長の小岸です。朝晩めっきり寒くなりました。

11月3日NHKで報道されたところによりますと、小中学生1400人を調査したところ、全体の9割近くが近視で、特に中学生の1割程度が、将来失明につながる病気を発症する危険性が高まる「強度近視」であることが分かりました。

「強度近視」とは、裸眼だと目の前約20cmにものを近づけてやっと見えるくらいの近視です。「強度近視」では、目の奥にある網膜という神経の膜が薄くなっているので、網膜が剥がれる網膜剥離や、ものを見るための神経が傷む緑内障になるリスクが高まります。

近視の原因は遺伝と環境の両方ですが、環境を変えることによって近視の進行をある程度抑制することができます。

具体的には、一日2時間以上屋外で太陽の光を浴びることです。太陽光線に含まれる紫色の波長の部分が近視の進行を抑えることがわかっています。

台湾では、体育の授業を週に150分以上屋外で行い、他の科目でも積極的に屋外での実習を行うことで、近視の発症を減らすことに成功しています。

また、近視の進行を抑制する点眼液も海外では使われています。日本でこの点眼液が認可されるのは5年以上先になる見通しです。

当院ではこの点眼液を取り扱っていますので、ご興味のある方は一度お問い合わせください。

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