子どもの近視進行予防から遠近両用コンタクトレンズまで

こぎし眼科クリニック

オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは?

オルソケラトロジーとは、専用のハードコンタクトレンズを就寝時に装用することで、
角膜の形状を矯正させ、日中は「裸眼」で生活できる、手術のいらない近視矯正治療です。

オルソケラトロジーとは?

オルソケラトロジーレンズのしくみ

オルソケラトロジーレンズのしくみ

オルソケラトロジーの歴史

オルソケラトロジーは1960年代にアメリカで開発され、1990年代からアメリカで普及し始め、2000年頃より日本にも導入され、現在では世界各国で治療が行われています。

オルソケラトロジーのメリット

  1. 日中、裸眼で過ごせる。

    オルソケラトロジーでは、角膜形状を変形させるため、裸眼でも効果が持続します。このため、裸眼で日中過ごすことが可能です。

  2. 手術を受ける必要がない。

    オルソケラトロジーは、コンタクトレンズにより、角膜形状を一時的に変形して視力を回復する治療法で、手術ではありません。手術に伴うリスクは一切発生しません。また、治療を中止すれば角膜の形状は元に戻ります。

  3. 近視進行を抑制する効果がある。

    最近の研究によれば、オルソケラトロジーにより近視の進行を1年で30~50%程度遅くすることができます。そして、近視の進行が最も早い若い時期にオルソケラトロジーを始めるとより高い効果があります。

オルソケラトロジーのデメリット

  1. 治療を中止すると視力が元に戻る。

    オルソケラトロジーでは就寝時に装用するコンタクトレンズにより角膜形状を一時的に変化させているので、コンタクトレンズ装用を中止すると近視矯正効果は数日から一週間ほどでなくなります。ただしこれをメリットととらえる考え方もあります。

オルソケラトロジーに適している方

  1. 8歳以上の方

    8歳以上の方であれば年齢に制限はありません。ただし未成年の方はコンタクトレンズの取り扱いが可能と判断できて、かつ保護者の方が一緒に来られて同意を得られたときに限ります。

  2. コンタクトレンズの装用が可能な方
  3. 近視度数が-1.00D~-4.00D程度の方

オルソケラトロジーに適さない方

  1. 十分な睡眠時間(連続6時間以上)を取れない方
  2. 適応検査の結果、矯正不可能または矯正の可能性が低いとされた方
  3. 医師の指示やマニュアルに従ってコンタクトレンズを取り扱えない方

当院で使用しているオルソケラトロジーレンズ

当院では東レが開発したブレスオーコレクト®(ユニバーサルビュー®社)を用いています。
このレンズは日本人向けに設計されており、以下の特徴があります。

  1. 酸素透過率が高く、角膜に優しい。
  2. しなやかで割れにくい素材を用いているので、扱いやすい。
  3. レンズに汚れが付着しにくい。
オルソケラトロジーレンズのしくみ オルソケラトロジーレンズのしくみ

治療の流れ

合同説明会(要予約)

オルソケラトロジーについてご興味のある方はまず毎月第2土曜日午後1時に開催される合同説明会にお越し下さい。合同説明会に参加できない方には「個別説明会」を実施しておりますのでご相談ください。

※オルソケラトロジーの治療を受けていただくためには、必ず説明会(合同もしくは個別)を受けていただく必要がございます。

完全予約制

オルソケラトロジーの適応検査、レンズ処方、定期検査等は完全予約制です。

検査の前に

コンタクトレンズを装用していると正確な検査ができなくなりますので、コンタクトレンズを装用中の方は適応検査を受ける前にコンタクトレンズを中止していただく必要があります。

  1. ハードコンタクトレンズは7日前から中止
  2. ソフトコンタクトレンズは4日前から中止

検査

検査で行うこと

  • 適応検査

    オルソケラトロジーが可能かどうか各種眼科一般検査を受けていただきます。

  • 医師による診察と適応判断

    オルソケラトロジーが可能かどうか判断します。

  • オルソケラトロジーレンズ処方

    トライアルレンズをテスト装用し検査します。 テスト装用後、処方レンズを決定します。

    オルソケラトロジーレンズの取り扱い説明と装用練習を行います。オルソケラトロジーレンズは通常のハードコンタクトレンズとは形状が違いますので、つけ外しやお手入れには細心の注意が必要です。

テストレンズ貸し出し

処方レンズを決定した後でテストレンズを1週間貸し出します。1週間後に検査と診察を受けていただきますので、レンズを持参し裸眼でお越しくさだい。

※レンズ貸し出しの際に保証金をお預かりします。

レンズ発注とお渡し

テストレンズ貸し出し終了後、治療効果が十分と判断され、かつオルソケラトロジーによる治療継続に同意された場合、ご契約となります。必要書類にご記入いただき、治療用レンズを発注します。この日からオルソケラトロジー治療が始まります。

治療用レンズをお渡しする日に銀行引き落としの書類をご記入いただき、テストレンズと引き換えにお渡しします。テストレンズに汚れ、破損等がない場合、後日保証金をお返しします。

定期検査

定期検査は処方レンズお渡しより1ヵ月後、2ヵ月後となり、以降3ヵ月ごとになります。

費用について

健康保険適応外のため、検査・治療費は自費診療扱いです。

説明会費用

合同説明会
(検査なし)
無料 毎月第2土曜
13:00~
(約20分 +質疑応答)
個別説明会
(検査なし)
¥2,000(税別) 外来時間外
(約20分 + 質疑応答)

適応検査費用

適応検査
(オルソケラトロジーが可能かどうかの検査)
¥5,000
(税別)
装用テスト
(トライアルレンズ試験装用での効果判定)
¥5,000
(税別)

※適応検査を行った日にお支払いいただきます。検査後、適応の可否にかかわらずお支払いいただきました料金につきましてはご返金致しかねますのであらかじめご了承ください。

治療費用(定額制)

少ない負担でより安全にレンズをご使用いただくため、 当院では1年毎に新しいレンズと交換する定額制を導入しています。

片眼 両眼
初期費用
(定額3ヶ月分含)
¥40,000
(税別)
¥55,000
(税別)
定額治療費
(4ヶ月目分~)
¥4,500
(税別)
¥7,000
(税別)
※初年度合計 ¥90,500
(税別)
¥128,000
(税別)
※翌年以降(1年間) ¥54,000
(税別)
¥84,000
(税別)

その他費用について

洗浄液代(1ヶ月毎・引落) ¥1,350(税別)
定期検診費 窓口負担無
(定額治療費に含まれる)
レンズ交換
(1年毎)
窓口負担無
(定額治療費に含まれる)
レンズ破損交換 1年に左右1回限り
欠片ある場合は無料交換
レンズ破損
(欠片無)・紛失
一部負担金
¥30,000(税別)

※月額費用は治療開始から治療終了(レンズ返却月)までの間ご負担頂きます。
もし治療中止を希望される場合は、レンズをご持参のうえ手続きが必要ですので月末までにご来院ください。
※レンズ洗浄液は、検診時に3ヶ月分お渡しいたします。

医療費控除について

オルソケラトロジーの治療費は、所得税の医療費控除の対象となります。詳しくは国税庁ホームページ「オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除」を御覧ください。

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